タイガー・ウッズとアニカ・ソレンスタム/スイングを真似すると危険なのは?

目次

スイングだけを真似するのは危険

ゴルフスイングを学習するときに

手っ取り早いのはトッププロのスイングを真似ることです。

なぜならば

最新のゴルフ理論のほとんどは

結果の出ているトッププロのスイングから(データ)抽出されているからです。

しかし

アマチュアゴルファーの我々は

トッププロと体格や練習量など

違いが多くあり安易に真似るとケガに繋がる可能性もあります。

そこで今回は

タイガー・ウッズとアニカ・ソレンスタムを例に挙げて

スイングを真似するポイントを解説します(^^)/

 
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タイガー・ウッズのスイング

この動画は2018年のタイガー・ウッズのスイングになりますが

最も活躍した2000年前後のスイングと比べると

大きく改良されたスイングとなっています。

その理由としては

多くの怪我になります。

▼タイガーウッズの傷害歴

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つまり

タイガー・ウッズのスイングは怪我が多く

とても身体に負担がかかるスイングということです。

この動画の中でタイガー・ウッズのスイングの

問題点について解説していますが

タイガー・ウッズが特に苦しめられたのは【腰痛】になります。

ゴルファーの怪我の中で最も多いのも【腰の怪我】になります。

タイガー・ウッズのスイングを真似るならば

前傾姿勢に気をつけて

できるだけ2018年以降のスイングを真似るようにしましょう。

2018年以降のスイングであれば

怪我を乗り越えた体に負担が少ないスイングとなっています。

アニカ・ソレンスタムのスイング

この動画はアニカ・ソレンスタムのスイングになります。

アニカ・ソレンスタムは2008年に引退していますが

2021年1月1日から国際ゴルフ連盟(IGF)の会長に就任する予定となっています。

選手としても

全米ツアー72勝、メジャー10勝と華々しい成績を上げています。

理学療法士の視点で見ると

アニカ・ソレンスタムのスイングは身体への負担がとても少ないといえます。

そのポイントとしては

タイガー・ウッズのようにボールをインパクト以降も見ていると

頭は止まるのに身体は回転するために

捻じれのストレスが首にかかってきます。

めまい、頭痛、首痛の原因となってしまいます。

しかし

アニカ・ソレンスタムは

インパクトでボールを捉えると同時に

顔を上げているので頭と身体の回転が一体となっていて

首へのストレスはほとんどありません。

もう一つの

ポイントとしては

タイガー・ウッズのような身体の前傾姿勢が強いと

【腰の怪我】に繋がります。

しかし

アニカ・ソレンスタムのスイングは

この身体の前傾姿勢がかなり抑えられています。

スイング中の過度な前傾姿勢は控えましょう。

以上の2点から

アニカ・ソレンスタムのスイングは身体への負担が少なく

怪我をしにくいスイングと言えます。

実際にアニカ・ソレンスタムは

引退前に怪我をしていましたが

それ以外はほとんど大きな怪我のをしていません。

しかも

ショットの飛距離は当時の女子ゴルフ界では屈指でした。

なので

トッププロのスイングを真似る際は

☑ご自分の身体に負担がかかっていないか?

☑練習の後に痛みがないか?

など無理をしないことが重要です。

先程も言いましたが

理学療法士としてお勧めするのは

アニカ・ソレンスタムのスイングになります。

是非参考にして頂ければと思います(^^)/

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