ゴルフをすると骨は強くなるのか?【論文解説】

骨は強いですか?

ゴルフは健康に良いスポーツであることは

以前も解説しましたが

60歳を過ぎると

加齢や更年期(女性ホルモン↓)などで引き起こされる

骨がもろくなる骨粗鬆症(こつそしょうしょう)によって

簡単に骨折しやすくなります。

人によってはクシャミで骨が折れることもあります。

今回はゴルフをすることで

骨粗鬆症を予防することはできるのか?

(骨を強くすることができるのか?)

という疑問を解決してくれる論文をご紹介します(^^)/

 
スポンサーリンク

ゴルフで骨は強くなる?

以下の論文では

プロゴルファーと普段座りがちな一般人を対象に

骨量(骨密度)を計測した研究になります。

結論としては

長期的なプロゴルフへの参加は,全身の骨量または密度の有意な増加とは関連がなかった. 

腰椎も大腿骨頸部も

同じ母集団のコントロールと比較して,プロゴルファーの骨量の顕著な増加を示さなかった. 

プロゴルフへの唯一の効果は,利き腕の筋肉量の9%の増加であった(P <0.05)

引用元:Bone mass, bone mineral density and muscle mass in professional golfers

つまり

プロゴルファーでも骨量の顕著な増加みられず

唯一増加したのは利き腕の筋肉量だけだったという結果になります。

ほぼゴルフしかしていないプロゴルファーでもこの結果なので

残念ながら

アマチュアゴルファーではこれ以上の結果

つまり

ゴルフをすることで骨を強くするというのは難しいでしょう。

しかし

興味深い論文がもう一つあります。

閉経前のキャディーとデスクワーカーの

腰椎と近位大腿骨(太ももの骨)の骨密度を比較した研究になりますが

キャディーの場合,長期的には腰椎のBMD(骨密度)の年間変化は+0.009 g / cm2であったが、近位大腿骨のBMDの変化は+0.022 g / cm2であり有意差示した(P <0.05).

引用元:A longitudinal study for femoral neck bone mineral density increases in premenopausal caddies using dual-energy X-ray absorptiometry

キャディーの骨密度は近位大腿骨のみ骨密度が有意に増加していることが分かりました。

つまり

ここで言えるのはゴルフプレイヤーよりも歩く距離が多いキャディーは

近位大腿骨の骨密度が増加しやすいと考えられます。

通常、骨には適度な圧力が加わると強度が増すと言われていますが

この研究では腰椎の骨密度は有意な増加はしていないので

ゴルフバックを背負うなどの

骨にかかる圧力刺激による影響はなさそうですね。

ここで言えるのは

ゴルフに関わらずしっかり歩くという習慣は

骨を強くする可能性がありますので

日常的にしっかり歩く機会をつくりたいですね(^^)/

関連記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。